Mac OS XのインストールUSBメモリの作り方

MacBook Air(Late 2010)が先日発売されましたが、今までと違ってインストールDVDが付属せず、インストールUSBメモリが付属しています。 光学ドライブが内蔵されていないモデルの為の措置かもしれませんが、これには利点があります。 それはDVDと違ってOSのインストーラの動作速度が高速であることです。 インストールDVDで起動した場合、インストーラの起動が遅く、動作も緩慢でよくイライラしていましたが、インストールUSBメモリにするとこれは解決します。 光学メディアとフラッシュメモリでは読み込み速度に明らかに差がありますので、USBメモリでのインストールは快適です。

Mac OS X 10.6 Snow Leopard
Snow LeopardのインストールDVDからインストールUSBメモリを作成する方法を紹介します。

事前準備

まずはUSBメモリについてですが、これは容量8GB以上のものを用意して下さい。 4GBのものだと容量が不足します。私はSonyの8GBのものを使用しました。 次にSnow LeopardのインストールDVDからイメージファイルを作成して下さい。 ディスクユーティリティからイメージファイルを作成します。 手順としては【インストールDVDをマウント → ディスクユーティリティを起動 → インストールDVDを選択 → "新規イメージ"を押す → 保存先を指定】これでディスクイメージファイルが作成できます。

USBメモリのフォーマット

市販のUSBメモリWindowsで使用できるようにFATでフォーマットされているので、これをMacUSBメモリから起動ができるようにディスクユーティリティでフォーマットし直します。

"ボリュームの方式"を"現在の設定"から"1パーティション"にして下さい。 そしたら編集可能になるので、"オプション"を押してパーティション方式を"マスター・ブート・レコード"から"GUIDパーティションテーブル"へ変更します。

"適用"を押すとUSBメモリがフォーマットされます。

インストールUSBメモリの作成

USBメモリへデータを移すのにCarbon Copy Clonerを使用します。 予めMacに用意していたイメージファイルをマウントして、Carbon Copy Clonerを起動します。 Source DiskにインストールDVDを指定し、Target DiskにUSBメモリを指定して、"Clone"を押すとコピーが開始されます。

Optionキーを押しながらMacを起動させ、インストールUSBメモリが選択肢として現れたら成功です。